温州ミカンの花

PR     

検索

温州ミカンとスダチの猿の被害について

2020年5月27日

我が家には、温州ミカンスダチを1本づつ植えていますが、猿闊歩する当地では、酸っぱいまま収穫するスダチのほうが、猿の被害を受けることがなく、栽培に適していると思います。温州ミカンは、熟してから収穫するので、猿の被害を受けやすいと思われます。

温州ミカンとスダチの猿の被害について

温州ミカンと猿

温州ミカンの樹
温州ミカンの樹

温州ミカンは、植えてから8年位でしょうか。年々安定して実をつけるようになってきました。高さは、3m程度になっています。

昨年は、肥料をいつもより多く与えたためか、豊作でした。今年も、沢山の花を付けています。

摘花しないと、小さい実が沢山なるので、思い切って落とす方がいいようです。昨年、かなりとったつもりだったのですが、摘花不足だったようです。

花に集まるカメムシやハチ

花に集まるカメムシやハチ

花粉の香りがあたり一面に漂い、昆虫が集まって蜜を吸っています。

当地は、特産地の和歌山より寒く、日照時間も少ないので、栽培地としては適地とは言えないように思います。

ただ、毎年実をつけそれなりに食べることもできます。

温州ミカンの花

温州ミカンの花


花は、花弁が5枚で、伸びた花柱の先に黄色い柱頭がついています。

花が終わったあとは小さな実がつき、11月末頃には黄色く熟してきます。

この頃には、猿も食べ物を探しており、たべごろになると食べにきます。

それに対抗して、こちらも、少々酸っぱくても全部採るようにしています。

スダチと猿


スダチの花

スダチの花


この写真は、スダチの花ですが、温州ミカンの花と良くにています。

温州ミカンに較べて少し小さめでしょうか。でも、良く似ています。

最近、タネ無しスダチの苗も販売されています。

私も里山に数本植えていますが、実を付けるにはもう少し時間がかかりそうです。


スダチの樹

スダチの樹


このスダチの樹も植えてから10年位になると思います。

高さは2mくらいになっており、毎年実をたくさんの実を付けます。

猿と栽培作物の関係

スダチは、9月~10月頃には酸っぱいうちに収穫して、焼き魚や松茸などに利用するため、

温州ミカンのように猿と競争したことはありません。

つまり、猿は酸っぱいのがあまり得意ではないようで、

スダチを食べられたことはいまのところありません

猿が出没する当地において栽培する作物は、猿が敬遠するものを作ることが必要ではないかと思います。

果物では、トチ、梅、銀杏、サンショ、キウイ(堅いうちに採って追熟)、レモン(当地では気候的に不的確?)、

柚(早めに収穫)、カボスなどが可能性があるのではないかと思います。

せっかく作っても食べられるようでは、話になりませんから。

野菜類ではざっと上げると、モロヘイヤ、オクラ(粘つくもの)、明日葉、ウド、コンニャク、ピーマン、シソ、ハーブ類などでしょうか。

詳しくは、以下のページもご覧ください。

関連投稿


ウンシュウミカン
ウンシュウミカン(温州蜜柑)が黄色く熟してきました

ウンシュウミカン(温州蜜柑)は、日本の不知火海沿岸が原産とされ、主に関東以南で栽培されるミカン科の常緑低木です。名前は、蜜柑の産地で有名だった中国浙江省の「温州」に由来すると言われます。11月になって ...

続きを見る

PR



カテゴリー

ギャラリー

PR

-常緑低木, 広葉樹, 樹木
-, , , ,