大きなツリシノブ

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山で採ってきた材料を使って、吊リシノブを作りました

2020年7月9日

知り合いの方から、吊りシノブをいただきました。興味があったので、作り方を教えてもらい、山で採ってきた材料をつかって、吊りシノブを作りました。山の中で、材料をうまく育てることができれば、ビジネス化も夢ではないのではないでしょうか。

山で採ってきた材料を使って、吊リシノブを作りました

もらった吊リシノブ

写真の吊リシノブは、以前、知人のおじさんと話をしていた時、思いついたようにこれ上げるから持っていけ、と言ってもらったものです。 気前がいいです、有り難い!

直径が25cm、厚さが10cmの大きな立派なものです。 夏の暑い時期には、涼しさを感じさせてくれ、毎年秋には葉を落としますが、春には元気に芽を出し、元気をもらっています。

4月中ごろのノキシノブ

4月中ごろのノキシノブ

写真は、4月中ごろに芽が出始めた吊リシノブです。 根が入り組んで張りめぐらされていて、横からいくつも先が丸まった芽がでてきています。

元気いっぱいのツリシノブ

元気いっぱいのツリシノブ

もう少し近づいたのが、この写真です。 シノブが元気いっぱいに伸び始めています。春の植物は、皆このように元気いっぱいですね。

4月末のツリシノブ

4月末のツリシノブ

4月末になると、あっという間に、色が変わり、きれいな葉がでてきました。このような変化をみるだけでも楽しいですね。

その後、葉が増え大きくなったのが、冒頭の今の状態です。いまは、すっかり葉が出そろって、夏を待っているかのようです。

吊リシノブ作りました

いただいたツリシノブを見て、いいなと思い、自分でもつくって見ることにしました。 大体の作り方は教わったのですが、YoutubeやHPも参考にしての挑戦しました。

作った吊リシノ

作った吊リシノブ

つくってから3年になりますが、毎年少しずつシノブが伸びて、充実してきているようです。 大きさは、10cmくらいです。

人前に出せるものではありませんが、もう少し練習すれば、いいものがつくれるかなと思っています。

私の吊リシノブ作り方

私がつくった方法の概要をつぎに述べます。

  • 炭に水コケを巻き、形を整えながらエナメル線で固定します
  • その上に、シノブを根を下側に向けて巻き付けます
  • さらに、その上からコケをつけ、エナメル線で止めます
  • つり下げる紐を取りつけ、日陰で雨がかかる場所に設置します。

作り方は、いろいろ公開されていますので、参考にさせていただきました。 今は、いろいろ紹介してくれているので便利ですね。有り難いです。

素人が簡単に作れるものではないですが、それなりには作れるように思います。

材料の調達

材料のうち、水コケやエナメル線以外は、自前で準備してみました。

まず、最初に水コケを巻きつけた炭についてです。 普通は、竹などが使われるようですが、ここでは変形しにくいことと、我が家では入手しやすい、ことから炭を使いました。

シノブは、山で自生しているものを採ってきました。 次の写真は、岩にはえているものです。

岩に生えているシノブ

岩に生えているシノブ

自然に生えているものなので、たくさんあるわけではないですが、 自作してた楽しむ程度では、少々とっても問題ありません。

外側を包んだコケ

外側を包んだコケ

外側を包んだコケです。 ハイゴケでしょうか。コケはどこでも見かけますが、このコケも家の盆栽に繁殖したコケです。

これらの材料は、鹿や猿に食べられない植物である点がいいところだと思います。 環境を整えれば、増やすことも可能なのではないでしょうか。

以上のように、うまく栽培すれば、材料はほとんどが山で調達できる可能性もあり、田舎の林産物にできる可能性もあるのではないかと思います。

おわりに

ツリシノブを作った経緯と結果をまとめてみました。

  • もらったことをっかけに、ツリシノブ作りに挑戦しました。
  • 3年たった今、葉が充実しそれなりの形になってきました。
  • 材料の多くは地元で入手できる可能性もあるので、産物に出来るのではないかと思います。

参照サイト

 Wikipedia シノブ

 世界の半分は植物界

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