家庭菜園で栽培しているオクラ(秋葵)に花がさき、実がなりだしました。4月末ころに種を直蒔きしたものが育ち、7月になって採れるようになりした。オクラは、連作障害が少なく、長く収穫できる野菜ですが、私にとっては、猿に食べられないのもメリットです。
オクラ(秋葵)の花と実

オクラの小苗
4月末に種を蒔いたオクラの苗が、うまく根付き、6月にはしっかりしてきました。
(恥ずかしながら、手を抜いているので、草だらけの畑です。)
一昨年まで、ジャガイモやトマトを作っていた土地に、去年オクラを植えたところソコソコ収穫できたので、今年も同じ場所に作ることにしました。
なぜオクラかと言いますと、
- 猿に食べられない。
- 連作障害が少ない。
- 長い期間収穫できる。
などが理由です。
猿に食べられないのは、いまのところだけかもしれないのですが、猿はネバネバが嫌ないようで、食べません。
連作はしない方がいいようなのですが、様子をみるつもりです。
育てるうえで一番注意するのは、移植を嫌う野菜なので、種を直接畑に蒔いて発芽させ、育てています。種まきする畑には、事前に牛糞を打ち込んでありますが、2週間程前に、苦土石灰と鶏糞をまき、スコップで掘り返します。鍬で掘るのは腰がつかれて大変なので、私は、もっぱらスコップに頼っています。足で踏んで体重をかければいいので、楽です。
種を蒔くときは、種を1晩、水に漬けておいて蒔きます。蒔いた後は、ときどき雨が降って、発芽し、育ってくれることを祈ります。好天が続くと、貯めてある雨水を散布しなくてはなりません。
そういうことで、苗がしっかり根を張ってくるまでは、気を使います。

オクラの花
オクラの花は、写真のようにきれいです。綺麗ですが、咲いている時間は短く、早朝に開花して、昼にはしぼんでしまいます。
花がしぼんだあとは、上に向いて実をつけます。実は成長がはやいので、油断すると大きく堅くなってしまうので、こまめに見ないといけません。
また、実を採った部分の下の葉は、風通しをよくするために、数枚残して落とすようにしています。

オクラの実
写真は、今年のオクラの初物です。
オクラには、断面が「5角形」のものや「8角形」、「丸い形」などがありますが、私は「丸い形」をつくっています。「丸い形」の方が、多少大きくなっても柔らかいように思います。

赤色のオクラの花
去年、赤色のオクラもあることを知ったので作ったのですが、今年も植えました。熱を加えると緑に変色するのですが、見た目が意外なのもおもしろいかな、というところです。
たくさん収穫したときは、ご近所にもらってもらったり、村の市にも出品しています。
オクラの苗は、茎が上に伸びながら実をつけていきますが、大きくなると、2m近くになります。秋には、よく実が入った種を採って乾燥しておき、翌年に蒔くことにしています。
食べ方は、いろいろあるようですが、定番の刻んで冷ややっこや納豆に乗せたり、味噌汁、お浸し、炒め物など、普通の食べ方ですが、すこしあると、便利です。(レシピも勉強しないといけませんね。)
オクラ(秋葵)の基本情報・花言葉
オクラは、アフリカ北東部が原産で、アオイ科トロロアオイ属の一年草です。(熱帯では、多年草のようです。)
エジプトでは紀元前元年ころから食べられていたとのことですが、日本には明治初期に入ってきて、当初は、「ネリ」と呼ばれていたそうです。
また、当初は、花の観賞用にされており、食用にされ出したのは昭和50年ころ以降とのことです。
オクラの粘り気は、ペクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維であり、コレステロールを減らす効果をもっているようです。また、ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウムなどが含まれるため夏バテ防止や整腸などの効果が期待できするとのことです。
オクラの花言葉は、「恋によって身が細る」。
おわりに
育てやすく、夏バテ防止にもいいので、オクラをつくっています。
ちょっとした料理に、便利に使えることも気にいっている点です。
もちろん、猿に食べられないのが一番のメリットです。(^_^)
参照サイト
Wikipedia オクラ
花言葉事典 オクラ