アシタバ(明日葉)は、日本原産のセリ科シシウド属の植物です。房総半島から紀伊半島、伊豆諸島に自生し、産地として八丈島が有名です。「今日葉を摘んでも明日には芽が出る」ほど繁殖力が強く、ミネラルやビタミンを豊富に含む、緑黄色野菜です。
アシタバ(明日葉)の花

アシタバの花
アシタバ(別名:八丈草)は、日本原産のセリ科シシウド属の多年草です。八丈島が有名ですね。
多年草と言っても、2~3年で花が咲き、枯れてしまいます。花は、傘形花序(サンケイカジョ)といわれる形で咲きます。
このように、たくさんの花がついて咲く種類は多いんですね。そして、花序で咲く花は、たくさんの実をつけます。
花をとってしまえば、長くもつようなので何本かは、花をとってみようと思っています。
去年はたくさんの種が採れたので、プランタに蒔いて置いたら、たくさん芽がでてきました。
不耕作地にも蒔いて見ましたが、動物にも食べられなかったようで、芽を出して育ってきています。

プランタで育ってきたアシタバ
種は、私の感覚ではひまわりの種を小さくしたような感じに思います。
うまく育って、自生状態になってくれればうれしいのですが、どうなるでしょうか。 (・-・*)
この不耕作地には、フキとミョウガを植えていて、やっと根づいてきたところなので、もう一種類増えてくれればありがたいと思っています。
最初は、アシタバは健康にいいということと、産地の八丈島では自生している、ということを読んだりしたので、畑の隅で、少し育ててみました。
5年ぐらい前だったでしょか。この地でもよく育つことがわかり、少しずつ増やしてきました。
ただ、明日には芽がでると言っても、一株から1本葉が出てくるだけなので、すくなくとも、5~10本位ないと、心もとないという感じがします。
去年の頃は、メルカリで売っていた苗を買って植えたんですが、いい具合に育ち、収穫に寄与しています。
少しですが、村のマルシェに出品させてもらっています。
ズボラな私としては、田舎で手間がかからなくて、猿に食われない作物はないかといろいろ、探していることでもあり、いい感じの作物かと思っています。
パクチなんかもいいかもしれないと思っているのですが、確かめていません。 (^∧^)
少し苦みがあるので、猿も敬遠しているようなのです。ただ、鹿はおそらく好物として食べるでしょうから、鹿には入られてはいけません。
アシタバの葉の収穫

収穫したアシタバの葉
アシタバを食べたことはあるでしょうか?
少し苦みはありますが、それほどきついことなく、美味しいので、私は具たくさんの味噌汁にいれたり、お浸しにしたりします。天ぷらもいいようですね。
夏と冬は収穫が落ちますが、普段はよく出てくるので、野菜が無くなってきたときは、とってくればいいので便利です。
食べるのは、もっぱらこの葉の部分ですが、根を乾燥して薬用にすることもあるようです。
この葉が、どのようにして出てくるかというのが次の写真です。

アシタバの新芽
以前採った葉の付け根の部分から、新しい葉が出てきています。これが、育ってきます。

育ってきたアシタバの芽
こんな感じで、きれいな葉が出てきます。出てきた葉は、茎の部分も柔らかくて、食べることができます。
栽培方法の説明では、古い葉は何枚か残しておくようにと書かれています。枯れてしまうんでしょうね。
アシタバの基本情報・花言葉
明日葉は、日本原産のセリ科シシウド属の植物です。
房総半島から紀伊半島、伊豆諸島に自生し、産地として八丈島が有名です。
明日葉の名前の由来は、「今日葉を摘んでも明日には芽が出る」ほど繁殖力が強いことによるとのことです。
学名は、Angelica keiskei。
また、栄養価が高いと言われ、Wikipediaには次のように書かれています。
便秘防止や利尿・高血圧予防・強壮作用があるとされ、緑黄色野菜としてミネラルやビタミンも豊富に含まれる。特に、塩分を体外に排出する作用があるカリウムと、がん予防に役立つと考えられているβ-カロテンが多く含まれているのが特徴といわれます。
アシタバの花言葉は、「旺盛な活動力」「未来への希望」で、10月3日の誕生花です。
おわりに
アシタバに花が始めました。草だらけになっている、不耕作地で自生するようになればいいと思っているのですが、どうでしょうか。狭い場所ですが、フキやミョウガは何とか根づいてきたので、もう一種類なんとかできればうれしいです。