この冬は、近年になく雪が降っています。せっかく降った雪なので、思いつくままに撮ってみました。山の樹々、花や果実、道路、など、降ってもすぐにとけてしまうことが多いので、のんびりしているとせっかくのシャッターチャンスを逃してしまいます。
雪がつくるきれいな景色
山の樹々

樹に降った雪
樹々に雪がつもると、きれいですね。
雪化粧とはこのような景色をいうんでしょうが、いい表現ですね。

杉に降る雪
たくさん降ると、樹が折れたり、小さな苗だと倒されたりしますが、
最近は雪は少ないので、被害も聞きません。

檜の林の下
林に降った雪は、樹の枝に積もるので、
林の中には、雪はないようです。
もちろん大雪になると、
下に落ちてくるんでしょうけど。

檜の枝の雪
この林は、ヒノキ(檜)ですが、
枝にたくさんの雪が積もっています。
話は変わりますが、
雪が多い地方の植物の中には、雪が少ない地方の植物が、
雪に適応して形を変えて育つものがあるそうです。
日本海側で育つ低木のユキツバキは、
太平洋側で育つ高木のヤブツバキが、雪に適応したものと考えれるそうです。
同様に、多雪地帯のエゾユズリハと、少ない地方のユズリハ、
なども。
厳しい条件の多雪地方で生きるために、姿を変え、適応するというのは、驚きですね。 (◎o◎;)
果樹や庭木など

スダチの実と雪
取り残したままで、黄色くなったスダチの実も、
雪の中で、よく目立ちます。

ロウバイに積もる雪
庭の満月ロウバイの枝や花にも積もって、いつもと違い、また、いい雰囲気です。

ナンテンと雪
ナンテンの赤い実は、やはり、もっとも目につくようですね。
雪によって、花や実が、引き立てられているように見えます。
道路

橋に積もり始めた雪
車で走る道路。
橋の上は温度が低いのか、ほかにくらべて、
雪が積もりやすく、残っていることも多いようです。

道路沿いの網の雪
落石防止用に、道路の山側に張られたネットにも積もっています。
人工的につくられた規則的な模様もきれいです。

道路の傍に置かれた融雪剤
道路のあちこちには、融雪剤が置かれていて、降り積もったときは、使えるようになっています。
凍結防止と融氷の効果があるので、大雪の場合は、道路整備の方が、撒いてくれています。
ただ、車につくと錆びるので、洗車を忘れないほうがいいようです。 (*_*、)

動物の足跡
道には、動物が歩いた跡も見かけます。
誰なのかわかりませんが、いろんな動物がいるので、
時間がたつにつれ、足跡も増えてくるようです。
おわりに
雪国とは違って、雪が降っても、それほど積もることもなく、直にとけてしまうことがほとんどなので、
大事になることは、ほとんどありません。
たまに見るからでしょうか、雪が作り出す景色は、きれいに感じます。
参照サイト
Wikipedia ユキツバキ エゾユズリハ チャボガヤ ハイイヌガヤ 融雪剤