毎年行っている、キウイの剪定をしました。今年は収穫が思ったより少なかったので、思い切って強めの剪定にしました。いつもは軽めだったのですが、枝が奔放に伸びてきたので、思い切って整理してみました。キウイは、ジャムにもできるので、楽しみです。
キウイの剪定
キウイの剪定時期について

キウイ
毎年、この時期にキウイの剪定をします。
キウイは12月~2月ころまで休眠期に入っているので、この時期に枝をきっても樹液がでることがなく、ダメージを与えることが少ないそうです。
たしかに、キウイは伸び盛りに枝を切ると、樹液がポトポトと流れ落ちます。ひどい場合は、樹に影響するかもしれません。
剪定前の状態
キウイは雌雄異株なので、うちでは写真にように、向かって左側かメス、右側が雄の樹を植えています。
写真を見て、こんなに高く伸びていたのかというのが印象です。
目で見ていた時にはこんなに伸びているとは感じなかったのですが、昨年の剪定の時の切り方が、少なかったように思います。

葉が茂ったキウイ(9月)
キウイは、元気のいい樹なので、昨年の9月ころには枝がよく伸びて、近くの梅の樹に巻き付くほどになってしまいました。
いままでの剪定
以前、なかなか実がつかなかったことがあります。
最初は受粉不足かと思っていたのですが、花を調べて見ると、雌の花が少ないことがわかりました。
恥ずかしながら、最初は雌と雄の花の違いも知らなかったので、そこから始めました。
そして、剪定が良くないと雄の樹が大きくなりすぎて、雌の樹が陰になってしまい、花が咲かず、実がつかないことがあることを知りました。
その後は、雄の樹の剪定を優先することで、雌の花が咲き、実がよく採れるようになりました。
それからは、そのことに注意して剪定してきました。
ただ、雌の樹を切りすぎて実が生らないと困るので、思いきって形を整えることをしてきませんでした。
その結果、伸び放題のような枝になってしまったんだろうと思います。
そんなことを考えて、今年はいつもの年より、思い切って切りました。
その結果が、冒頭の写真です。すっきりしました。これが良かったかどうかは、結果をみないとわかりませんね。
今回の剪定
最初に、雌の枝と雄の枝をわかるように、雌の枝に、ピンクのテープをつけました。
キウイの栽培方法を調べると、いろいろ注意点が書かれていますが、樹は棚の上に、枝がよく広がるように形を整えることが大切
で、魚の骨のような形に導くように書かれていました。
いままでは、そこまで考えていなかったので、すぐにはこのような形は出来そうもありませんが、何年か後にはこのような形にしてみたいと思い、枝が重ならないように不要な枝を切り、注意しながら、枝を誘引しました。
これで、全体に日光がよく当たるだろうと思います。
今年は、思い切って形を整えることにしたので、実の付き方がどうなるか、見ものです。
剪定のあと
剪定した後は、根の近くに鶏糞をやりました。
キウイは元気がよければ肥料は必要ないとのことですが、思い切った剪定をしたので、肥料をやることにしました。

切った枝
切り離した枝は、結構な量になりました。
そのまま積んでいますが、そのうち腐り、肥料になってくれるでしょう。(^_^)
キウイについて
Wikipediaによると、キウイはマタタビ科マタタビ属の落葉つる性植物で、
中国原産のオニマタタビをニュージーランドで品種改良したものと言われます。
キウイという名前は、ニュージーランドのキーウィという鳥に因(チナ)んだものだそうです。
キウイの花言葉は、「生命力」、「豊富」。
キウイは元気よく枝を伸ばすことから「生命力」、うまく育てるとたくさん実をつけるので「豊富」となったんでしょうね。
おわりに
見よう見まねで作っているキウイです。
今回は、いつもと違って、強い剪定をしてみました。数年かけて、形を整えたいと思います。
ことしは、あまり採れないかもしれませんが、
その後、安定して収穫できればと思っています。
どうなるでしょうか。(^_^)
参照サイト
庭革命 キウイフルーツの剪定方法