寒い時期にはほとんど見なかった昆虫ですが、暖かくなって、いろいろと見かけるようになりました。意外だったのは、クワガタムシ、いまの時期にいるとは思っていなかったので、少し驚きました。他に、テントウムシ、蝶、蜂などを何とか撮ってみました。
まだ寒い3月に見かけた昆虫たちを紹介します
クワガタムシ

クワガタの大きな顎(アゴ)
庭の手入れをしていて、袋から腐葉土を取り出している時だったか、気が付くと手にこのクワガタムシ(鍬形虫)が引っかかっていました。
よく見るクワガタムシで、珍くもないのですが、もう少し暖かい時期にみていたような気がして意外でした。
調べたところ、ヒラタクワガタの雄のように思われます。
大顎(オオアゴ)と呼ばれるようですが、大きなハサミ?を持っているので、雄だとわかります。
雌は、つぎの写真のように、この部分が小さくなっています。

ヒラタクワガタの雌
私が見るのは、こちら、雌のほうをよく見るように思います。
時期は5~9月となっているので、少し早めに出てきたのかもしれません。

ヒラタクワガタの顔、腹
顎の付け根の部分の丸いものは目でしょうね。
触覚もしっかりついていますが、後ろ脚が曲がっています。
怪我をしたのかもしれません。

山茶花に置いたヒラタクワガタ
飼うわけにもいかないので、山茶花の葉の上に置きました。
なお、クワガタムシの名前は、武将がかぶっていた兜につけられた鍬形と呼ばれる飾りに由来するとのことです。
テントウムシ

パクチの葉にいたテントウムシ
頭かくしてなんとか、ではないですが、一目でテントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)だとわかりますね。
こちらもよく見るもので珍しいものではありませんが、この時期には出てくるということで・・ (^_^)

顔を出したテントウムシ
テントウムシは種類によって、食性がつぎの3種類に分かれるそうです。
アブラムシなどを食べる肉食性、うどん粉病菌などを食べる菌食性、ナス科植物などを食べる草食性の三種類で、食性によって益虫か害虫かに分かれるとのことです。
そして、肉食性は、生物農薬として活用されているそうです。
テントウムシの名前については、
和名の由来は枝などの先端に立って行き場がなくなると上に飛び立つ習性なため、それを「お天道様に飛んで行った」と感じ、太陽神の天道からとられ天道虫と呼ばれるようになったとされる[1][2][3]。
Wikipedia テントウムシより
こんな言われがあったとは、知りませんでした。
チョウ

ミツマタにとまった蝶
ミツマタの花にもチョウがとまっていました。
名前はよくわからないのですが、アカタテハとかキタテハと呼ばれる蝶のようです。
モンシロチョウやモンキチョウもよくみかけるようになりました。
ミツマタには、黒くて大きな蜂のような昆虫もいましたが、残念ながら、写真はとれませんでした。 (>_<)
名前不詳君

玄関を歩いていた?君
名前を知らない君も、玄関のコンクリートをあるいていました。
何を食べているんでしょうか、友達はいるんでしょうか、「ほっといて」というように歩いていきました。
おわりに
暖かくなると生き物たちも動きだました。
小さな虫は以前から飛び交っているし、2月末ころからウグイスが鳴き、2、3日前にはカナヘビを見かけました。
自然から元気をもらう、いい季節だと思います。
参照サイト
昆虫エクスプローラ ヒラタクワガタ