今年採ったフキノトウ(蕗の薹)を使って、フキノトウ味噌をつくりました。ビニール袋に密封して冷蔵庫に保管してあったフキノトウ120gを使いましたが、独特の味がして、いい感じです。ご飯たパン(?)などにのせて食べたいと思います。
フキノトウ味噌
使ったフキノトウ(蕗の薹)
今年のフキノトウが出始めたのは、2月初め頃からで、
このブログで「フキノトウ(蕗の薹)が出てきました」書きました。
採ったフキノトウは、冷蔵庫に保存していましたが、 \(*N*)/
これを使って、フキノトウミソ(蕗の薹味噌)をつくりました。
作り方は、いろいろあるようですので、あくまでも一例とお考くださいませ。
フキノトウ味噌の下ごしらえ

使ったフキノトウ
写真が、今回使ったフキノトウです。
フキノトウの「下ごしらえ(準備)」をします。
- よく洗ってゴミをとります。
- 3~4分間、熱湯で茹でます。
- 茹でたフキノトウを冷水につけます。

熱湯で茹でます
フキノトウは良く洗って、熱湯で茹でます。
茹でると、ツボミの部分が少し茶色く変化しますが、問題ないそうです。
茹でて、水につけることによってアクが抜けるとのこと。
でも、あまりアク抜きをすると、肝心の風味も薄れるかもしれませんね。

茹でた後、冷水につけます
フキノトウ味噌の作り方

水を搾ったフキノトウ
- フキノトウをよくしぼり、刻みます。
- 練り味噌を作ります。
- 練り味噌にフキノトウを入れて少し煮ます。

刻んだフキノトウ
しぼって水を切ったフキノトウを刻んでおきます。
つぎに、味噌を準備します。

練り味噌を作ります
弱火にし、鍋に、味噌200g、砂糖100g、酒大サジ4杯を入れてよく混ぜました。
混ぜると、流動的になります。
味噌、砂糖は、もう少しすくなくてもいいかもしれません。

練り味噌にフキノトウを入れて少し煮ます
練り味噌にフキノトウを入れて混ぜながら少し煮ます。
これで出来上がりです!

出来上がったフキノトウミソ
フキノトウの独特の味がして美味しくできました。
フキ(蕗)について

出始めたころのフキノトウ

花が咲いたフキノトウ

出てきたフキの葉
フキ(蕗)は、春先にフキノトウが出て、
フキノトウに花が咲いて綿毛をつけますが、
一方で、丸い葉を出して夏近くに茎が採れるようになります。
フキは、フキノトウで春を感じ、フキの茎も美味しくいただけるうれしい山菜です。
フキノトウの基本情報・花言葉
フキは、樺太、朝鮮半島、中国でも見られ、日本では、北海道から沖縄まで分布する雌雄異株のキク科フキ属の多年草です。
フキの名前の由来は、はっきりわからないようです。
フキノトウは、フキの地下茎から出てきた花だけをつける茎で、花茎と呼ばれるものです。春の最初に出てくる山菜として良く知られています。
花期は3~5月で、葉が出る前に花茎をのばしますが、これをフキノトウと呼びます。
フキノトウは雌雄異花で、苞葉で包まれ、茎の先に直径が5~10mmの筒状花でできた頭状花がつきます。雄株の雄花は、黄色味がかった白色で花茎の丈は20 cmほどで生長が止まり、花が咲き終わると褐色く枯れます。雌株の雌花は白っぽく、受粉後に花茎の丈は40 ~ 70cmほどになり、タンポポのような白い綿毛(冠毛)をつけます。綿毛には種がついており、風で運ばれる風散布型種子です。
花が終わると、30~80cmの葉柄を出し、その先に幅15~30cmほどの葉をつけます。
フキノトウは、山菜としてフキノトウ味噌や天ぷらで食べることができ、
フキの葉柄は、佃煮や煮物などでいただくことができます。
フキノトウの花言葉は、「待望」、「愛嬌」、「真実は一つ」、「仲間」
おわりに
採ったまま冷蔵庫に保存してあったフキノトウで、ふきのとう味噌を作りました。
フキノトウは、いつもは、みそ汁の具か天ぷらにする程度ですが、今回挑戦し、美味しくでき上がりました。
もう少し、春の味を楽しめそうです。(^_^)
参照サイト・書籍
Wikipedia フキ
花言葉事典 フキノトウ
緒方出版 「旬の味を生かす お!いしい保存食」
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