ハナユズは一才ユズとも言われ、本ユズと違って若い樹から実がつき、安定して収穫できます。近くの知人宅の庭に植えられいるハナユズにも、毎年たくさん実をつけています。今年もいただいたので、ジャムにし、毎朝ヨーグルトにのせていただいています。
ハナユズ(花柚子)の果実とジャム
ハナユズについた実

花ユズの実
ハナユズ(花柚子)は、ハナユ(花柚)やイッサイユズ(一才ユズ)と呼ばれ、中国南部や日本が原産と言われます。
一才ユズと呼ばれるのは、本ユズが実をつけるまでに10年前後かかるのに対して、若い苗木のころから実をつけることに由来します。
また、実は、本ユズが8cmくらいなのに対して、5cmほどと小さく、表面がでこぼこしていますが、たくさんつきます。
香りも、本ユズにくらべて少し弱いと言われますが、料理などによく使われるようです。冬至のユズ湯なんかにも使われるようですね。
庭に余裕があれば、、1本植えるのもいいかもしれません。
冒頭の写真は、知人の庭に植えられているハナユズですが、毎年たくさんの実をつけます。たくさん生るので、あちこちにおすそ分けしているようです。私がジャムにするというと、さらにくれました。そして一言、ジャムが出来たら食べてみたい。(*´ー`)

もらったハナユズとユズの実
この写真には、本ユズの実も入っています。表面がでこぼこしているのがハナユズの実です。見た目はあまりよくないですが、よく洗って小さく刻めば、気になりません。
以前作ったジャムについては記事にしていますので、興味を持っていただければご覧ください。

つくったユズジャム
ことし作ったユズのジャムです。私がつくったものですが、そこそこの出来かと思います。
(⌒ ⌒;)
毎朝、ヨーグルトの上にのせていただいています。
ハナユズの葉・幹

ハナユズの枝と葉
冬の葉は、こんな感じで、内側に湾曲しています。
葉の大きさは長さ10cmくらいで、長い楕円形状で先が尖っています。表面が革質でつるつるしていて、縁に鋸歯がありません。

トゲがついたハナユズの葉
ご覧のように、葉の付け根にトゲがついていていますが、それほど大きなものではありません。
また、葉柄には、本ユズやハッサクと同じようの、ちいさな「翼葉」がついています。

ハナユズの幹
こちらの樹は樹高3mくらいですが、幹は平滑ですべすべしており、縦方向に筋状の模様が見られます。
直径は20cmくらいで、けっこうな樹齢なのではないかと思います。
以上、本日も読んでいただき、ありがとうございました。(^⊆^)
ハナユズ(花柚子)の基本情報・花言葉
ハナユズ(花柚子)は、中国南部や日本が原産と言われるミカン科ミカン属の常緑低木です。
別名は、ハナユ、イッサイユズ、トコユ。
イッサイユズ(一才ユズ)は、苗が1年目ほどの若いうちから実をつけることに由来します。また、実が長く枝に残っていることから、トコユとも呼ばれます。
学名は、Citrus hanayu。英名は、Hanayu citrus。
花期は5~6月で、葉の付け根や枝の先に、ユズによくにた直径3cmほどの白い花を咲かせます。花びらは5枚あり、20本ほどの雄しべが筒状になってつきます。
果実は、扁平な球形で、直径はユズよりも小さな4~5cmくらいになり、10~12月に黄色く熟します。ただ、7~8月ころの未熟な果実の外皮は、料理の薬味、食酢などに使われます。
葉は互生し、革質で鋸歯がなく、長さは10cmほどの長い楕円形で先端が尖ります。また、付け根に小さな葉が合体した翼葉になります。葉の根元にはトゲが見られます。
樹高は1.5~5m。樹皮は平滑で、灰白色で縦方向の筋状の模様が見られます。
ユズの花言葉は「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」で、12月23日の誕生花です。
参照サイト
Wikipedia ユズ
樹木図鑑 樹木ペディア ハナユ
花言葉-由来 ユズ