アシタバは春や秋に元気に葉を出しますが、夏や冬には休みます。冬には葉が枯れたり、しおれて元気がなくなりますが、春に備えて小さな葉がついています。冬の寒さに耐えているアシタバの様子を観察しました。
冬の寒さに耐えるアシタバ(明日葉)
しおれた冬のアシタバ

萎れたアシタバ
アシタバについては何度も書いていますが、今回は寒さで萎れ、収穫ができない冬のアシタバについて書きました。
アシタバは、春や秋には元気に葉をだして収穫できますが、夏や冬には元気がなくなります。
写真のアシタバは、大きく成長して秋には収穫していた苗ですが、いまは大きな葉が倒れ、枯れたり、萎れています。
ただ、いまはこのような状態ですが、春になると元気になり、新しい葉が出てきます。
その証拠に、葉の付け根から、新しい葉が覗いています。いまの時期、このような葉が出ていたら、目聡い猿が見逃さないはずはないのですが、食べられていません。アシタバの苦みのためなのだろうと思います。
鹿には食べられるでしょうが、猿に食べられないのはありがたいことです。
つぎの写真は、一昨年に植えたアシタバです。暖かいころは草ボウボウの中で育っているのですが、今はアシタバだけが残っています。

寒さに耐えるアシタバたち
ことしは、こちらのアシタバたちが早くから葉をつけてくれるだろうと期待しています。
つぎの写真は、昨年の秋に植え付けたまだ20~30cmの小さな苗ですが、こちらも順調に育ってきているようです。

小さなアシタバ
ことしはまだ小さいので収穫は難しく、来年からになるでしょうか。
つぎの写真は、昨年に花を咲かせ、12月に種を採ったアシタバの茎を伐採したものです。アシタバは、発芽してから3年ぐらいで花が咲き、種をつけて枯れてしまいます。

種を採って伐採したアシタバ
切った茎の下に、倒れたようになって小さな葉が出てきていますが、枯れた根から出てきているようです。うまくいけばこの苗も大きく育つかもしれません。
枯れた苗の根は、掘り起こすのが大変なくらいに大きくなっており、骨粗しょう症に効果があると言われているようですが、私は、根の利用まではしていません。(⌒ ⌒;)
この苗は、肥料が効いて栄養が良かったのでしょうか、1.5mくらいの大きさに育ち、たくさんの種をつけました。

12月に種を採ったアシタバ
採った種は、春に蒔いて、増やしたいと思っています。
アシタバは、冬の寒さに耐えてしおれていますが、3月ごろからまた元気になって新しい葉を恵んでくれるだろうと思います。
本日も読んでいただき、ありがとうございました。 (^◎^)
なお、アシタバ栽培を始めた動機や、3月に収穫が始まったころのことは、以下の2つの記事に書いています。ご興味を持っていただけたら、お読みください。