自宅で収穫したキンカンを使って、甘露煮を作りました。猿に食べられるので早めに収穫した、まだ少し青いキンカン。豊富といわれるビタミンCや咳止め効果は劣るかもしれませんが、飴色の美味しい甘露煮にすることができました。作った手順や作業の様子を書きました。
猿に食べられそうになった、まだ青いキンカン(金柑)で甘露煮作り
収穫したキンカン(金柑)
先日、猿に食べられだしたのでキンカンを収穫したことを紹介させていただきました。動画で見るように、キンカンを食べる猿は可愛いものですが、栽培している身にとっては残念で、こまった猿といいたくなります。 (>_<)
収穫したキンカンは、つぎの写真のようにまだ青いので、本来であれば、もう少し熟してから採りたいのですが、仕方ないですね。キンンカンは、ビタミンCが豊富で栄養満点で咳止め効果があると言われます。
以前、この状態のキンカンでジャムを作りましたが、今回は、甘露煮を作り、美味しくできました。
キンカンは、喉や咳にいいと聞くので、捨てるのももったいないと思い、毎年使うようにしています。(^_^)

未熟なキンカン
甘露煮づくり

キンカンに切れめを入れます
キンカンの甘露煮とか甘煮と呼ばれるレシピはいろんなものが書かれていますが、作り方はほぼ同じ手順のように感じます。
以下、こんかい作った手順について書いていきます。
使った材料はつぎの通りです。
- キンカン:1kg
- 水:1.5カップ
- 砂糖:500g
最初に、キンカンにたくさん入っている種を取ります。その準備として、キンカンに切れ目を入れ、茹でます。
まえの写真のように、縦方向に、5~6本程度の切れ目を入れました。キンカンは小さいので、手を切らないように注意しながらの作業です。

切れ目を入れたキンカン
均等にいれたかったのですが、少しバラバラになりました。
この状態では、キンカンが硬いので、茹でることによって柔らかくして種を取りだします。

たっぷりの湯で茹でます
ここでは、皮が柔らかくなる程度でいいので、5分程度にして、あまり煮ませんでした。
煮たキンカンを、取り出して冷まし、その後、種を取りだします。

種を取りだします
縦方向に切れ目を入れているので、直角方向に指で押さえれば、種が顔を出します。出てこない場合は、竹串などで取り出します。ただ、あまり強く抑えると形が崩れてしますので、気になる場合は注意が必要です。
この作業が一番大変なところだと思います。最近は種なしのキンカンがあるので、それを使えば楽でいいんだろうと思いながら、撮りました。(⌒ ⌒;)
種を取ったキンカンは、砂糖を溶かしたお湯に入れて煮ます。

砂糖をとかしたお湯に入れます
材料にも書いていますが、水1.5カップに砂糖500gを溶かしたお湯を先につくり、キンカンを投入しました。
青かったキンカンも、茹でると黄いろ実を帯びてくるようです。
後で感じたのですが、かなり甘くなるので、砂糖は少な目でもよかったかもしれません。
ここからは、落し蓋をのせ、弱火でコトコトを1時間ぐらい煮ました。

落し蓋をして弱火で煮ます
灯油のストーブを使っているので、その上にのせ、ときどき焦げないか、柔らかくなったかなどと様子を見ながら、煮ました。
煮汁もとろみが出ているので終了しました。
煮たキンカンは、飴色というのか濃い茶色になり、まあいい感じかと思います。

消毒した瓶に詰めました
最後に、熱湯した瓶に詰め、別に作ったシロップ(水:1カップ、砂糖:200g)を入れて終了しました。
本日も、読んでいただきありがとうございました。 (^◎^)
参照サイト・書籍
cookpad ジュワ〜っと甘い、きんかんの甘露煮
白ごはん.com 金柑の甘露煮のレシピ
緒方出版 「旬の味を生かす お!しい保存食 ーきんかんの甘煮」