キウイに実がつきました。5月中ごろから花が咲き始め、6月5日には小さな実がついていました。2月に剪定して施肥して、3月末ごろから葉が出始めたキウイですが、無事実がつきました。日照不足や剪定の失敗などで、収量が変化していますが、今年はとれそうです。
キウイに実がつきました
生まれたばかりの実と花

ついたばかりの実(6月7日)
キウイに、小さな実がつきました。
まだ生まれたてで、古くなった雄しべや雌しべがついたままですが、元気は良さそうに見えます。このまま、秋まで無事に育ってもらいたいものです。
一昨年、去年と実がつかなかったのですが、久しぶりに今年はキウイを食べられそうです。(^_^)
キウイについては、一昨年実がつかなかったため、昨年強めに剪定したのですが、よくなかったようで、2年続けて実がつきませんでした。以前から、採れなかったり、たくさん生ったりを繰り返しているのですが、いままでの経緯と、今年の手入れなどについて書いてみました。
つぎの写真は、実がつく前の5月26日に咲いていた花です。
![]() 雌の花 |
![]() 雄の花 |
キウイは雌雄異株なので、雄と雌の樹が必要で、それぞれに花が咲き、受粉する必要があります。一昨年と昨年は、雌の花が咲いてなかったので、この段階で実がつかないことがわかりました。
ことしは、雌の花が咲いていたので、受粉がうまくいけば実がつくと思っていたのですが、うまく受粉できたようです。
雌の花は、花の先に白く細長い雌しべが伸びており、周囲に黄色い雄しべがついていますが、この雄しべには退化したものだそうです。雄の花にはたくさんの雄しべが付き、先端に黄色い胞子嚢がついていますが、雌しべは退化していて、見られません。
雄の花が先行してたくさん咲き、雌の花は後から咲きだしますが、実をつけてくれました。(数はあまり多くはないようです。)
もう一度、前の写真の実を見ると、先端に古くなった雌しべが、周囲に雄しべの枯れたものがついており、生まれたてのほやほやのようです。
いままでの栽培の経緯
キウイについては、いままでも何度も記事に書いてきました。
実がなり始めて10年以上になりますが、当初は実つきがよくなかったのですが、雄の樹のために雌の樹の日当たりがよくないことが原因とわかり、雄の樹を強めに選定することによって改善できました。
詳しくは、つぎの記事に書いています。
その後、数年は順調に実がついていたのですが、一昨年、また実がつかなくなりました。このため、昨年は強めに剪定したのですが、雌の樹も剪定しすぎためか、実がつきませんでした。
このような経験から、今年はつぎのようなことに気を付けて手入れをしました。
今年の手入れと成長の様子

剪定したキウイの樹(2月15日)
まず、ことしは近くで大きくなった梅の枝を剪定して日当たりを改善し、雄の樹を強めに、雌の樹を弱めに剪定しました。
剪定は2月に行い、伸びすぎた枝や絡んだ枝を切って、枝が棚全体に伸びるように整理することを考慮して行いました。
写真は、剪定した後に撮ったものです。キウイは成長が旺盛なので、たくさんの枝が伸びていたのですが、すっきりしました。
この時に、雌の樹の周囲に穴をほり、肥料をあげました。

葉が出てきたキウイ(3月30日)
冬にまる裸だった樹にも、3月末になると葉が出始めました。
春のいぶきを感じ出す頃で、この様子を見ていると、こちらも元気をもらいます。

6月のキウイの樹
連休が終わるころに花が咲き始め、6月に実がつきましたが、茎が元気よく伸び、葉も茂って元気そのものです。
この調子で、秋まで実をつけてくれるものと楽しみにしています。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。(*^m^*)